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- 大丸札幌店が「ART!ART!SAPPORO」を開催 / ニック・ウォーカーやドルクなどストリートアートを中心に注目の作品が大集結
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2024.10.02
大丸札幌店が「ART!ART!SAPPORO」を開催 / ニック・ウォーカーやドルクなどストリートアートを中心に注目の作品が大集結
大丸札幌店は、2024年10月1日(火)~10月7日(月)の期間で「ART!ART!SAPPORO」を開催いたします。
アンディ・ウォーホル、キース・へリング、ジェイミー・リード、ニック・ウォーカーなど誰もが一度は耳にしたことがあるメジャー級アーティストが勢ぞろいいたします。ぜひ会場にてお楽しみください。
出展作品例
Jamie Reid特集
プロフィール
著名ミュージシャンのレコードジャケットやロゴなど数々のビジュアルデザインを手がけたロンドン出身のグラフィックデザイナー・Jamie Reid(ジェイミー・リード)。セシル・ビートン撮影のエリザベス女王の唇に安全ピンをあしらった「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(God Save the Queen)は、パンクロック時代の象徴と言われている。グラフィック、ファッションとさまざまな領域に影響を与えている。

Jamie Reid『PRETTY VACANT - ORANGE SILVER - 』シルクスクリーン、W101.6×H73.6cm、1997年

Jamie Reid『OLD QUEEN – BLACK』シルクスクリーン、W73.6×H101.6cm、1997年

Nick Walker『FIRST CRUSH』スプレーペイントオンキャンバス、W91.8×H91.5cm、2024年
Nick Walker(ニック・ウォーカー)
イギリス・ブリストル出身のグラフィティアーティスト。1980年代にアーティスト・3D(ロバート・デル・ナジャ)のステンシルを取り入れたグラフティアートのスタイルに影響を受け、共にそのムーブメントを作り出した先駆者と言われており、バンクシーにも影響を与えたとされている。

DOLK『Girl with Teddy』2007年、アクリル、スプレーペイント、ステンシル、キャンバス、W70.2 ×H100cm、2007年
DOLK(ドルク)
ノルウェー出身のストリートアーティスト。BANKSY主宰のPOWからデビューしヨーロッパ各地で新作を発表、絶大な人気を得る。デビュー当時はBANKSYに似たような作風で社会を風刺した作品が多かったが、次第に抽象的な作風へと移っていく。2016年には作品が劇的に変化し、近年は抽象的でコンテンポラリーに近い作品を発表している。
岡崎実央特集
プロフィール
武蔵野美術大学卒業後、2021年まで『週刊プロレス』の記者として、試合記事はもちろん、写真集の編集や不定期のアート連載を担当。プロレスは、リングの周りを観客が囲みそれぞれの席から闘いの美しさや迫力を観る。その多視点をキュビズムの画法で表現することで、写真や映像では伝えられないプロレスや格闘技の魅力を描き出している。
ピカソやブラックなどに代表されるキュビズムは、さまざまな角度から見た対象の形を一つの画面に収める技法だが、プロレスを描くのにぴったりだと考えたのは彼女の発見である。
作家来場予定
日時:10月6日(日)13:00~17:00
※予定に変更が生じる場合がございます。あらかじめご了承下さい。

岡崎実央『CAMEL CLUTCH#02』アクリルオンキャンバス、W7.2.7 ×H72.7cm、2023年

岡崎実央『BOW AND ARROW』アクリルオンキャンバス、W652×H652×奥行60cm、2023年
若手アーティスト特集
今後の活躍が期待される若手作家をご紹介いたします。

坂本鮎人『Blue jacket』キャンバスに油彩、W31.8×H41.0cm

新埜康平『Good habit#p』顔料、膠、和紙、W33.3×H33.3cm、2023年
※掲載作品が売約済となっている場合がございます。
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