菅井汲

Sugai Kumi

1919年、兵庫県神戸市生まれ。大阪美術学校に学んだ後、1937年に阪神急行電鉄株式会社(阪急電鉄)に就職し、グラフィック・デザイナーとして活躍する。1952年に渡仏し、象形文字のような有機的な形態を描いた作品で現地パリでも評価を得るが、1960年代初頭から作風を一変し幾何学的で記号化された様式となる。自らポルシェを運転した菅井は、そのスピード感を作品で明快に表現した作品を発表した。1983年には国内で初めての回顧展が開催。1996年神戸市にて没。

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2023 . 02 . 22 03 . 07

大丸東京店 11階催事場

時代性を求めた、既存の芸術表現にとらわれない新しいコンセプチュアルな作品は、私達に衝撃を与え想像力を掻き立てる。
また、音楽やファッションと融合し、より身近に感じることができるようになったアートは、ますます複雑化、拡大しながら影響力を増し、単なるブームからカルチャーへと進化している。
こうしたアートカルチャーを担う今人気のアーティストから、今後アートシーンを賑わせるであろうニューウェーブの作品までを集積する。

※一部媒体にて、以下3作品のみ「即日販売」と記載されておりますが、全作品抽選販売となりますので、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
該当作品:hime「Grace」、橋本ユタカ「無のための習作(反復された人物画に何を見るのか)_#018」、樋口新「パンサーとエボシとアンカラミーとジャクソン」