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渡邉城大
アーティスト
1983年愛媛県出身、東京在住。漫画家のアシスタントとしておよそ11年間制作現場を経験した後、日本漫画の技法と概念を用い、現代美術史への接続を試みている。日本漫画は、葛飾北斎の「北斎漫画」や浮世絵の視覚文化を背景に発展してきた日本独自の表現体系である。「浮世」とは「現世」や「移ろいゆく世の中」を意味し、「浮世絵」とは江戸時代の人々が当時の技法で当時を描いたメディアであった。この概念を引き継ぎ、現代の技法で現代を描くことを「現代浮世絵 / Contemporary Ukiyo-E」と定義している。日本漫画を形成する視覚的・概念的インフラ(キャラクター、背景、コマ割り、スクリーントーン、効果線 etc.)を要素ごとに解体し、それらを現代美術の文脈において再構築することで、日本独自の表現が持つ新たな可能性を探求している。